脱毛を始めたいと考えている方に向けて、介護脱毛のメリット・デメリット・注意点を解説します。 最近人気が高まってきている「介護脱毛」。
介護脱毛とは将来的に介護される立場になることを考えて、VIOの脱毛をすることです。
介護者の負担を大幅に減らせること、衛生的になることなど多くのメリットがあります。
しかしデメリットもあるので、両方の側面を把握してから施術を受けるようにしましょう。 今回の記事では介護脱毛のメリット・デメリット・注意点をまとめて解説します。
脱毛をしようか悩んでいる方にとって、施術を受けるべきか判断していただくための参考となるはずです。
介護脱毛とは
介護脱毛とは、介護される立場になったときのことを考えて行う脱毛のことです。
さらに具体的には、介護をしてくれる人の立場に立って、VIO脱毛をしようとすることを指します。
将来的に介護されることを考えると、ビキニラインや肛門周りなどのムダ毛はないほうが介護者の手間がかかりません。
そのため実際に親の介護を体験し始めることの多い40代の方で、脱毛をしたいと考える方が増えてきています。 今までは、自分自身のために脱毛をされる方が多く見られました。
しかし最近では、VIO脱毛をして介護者の負担を減らそうと脱毛を希望される方が増えてきたのです。 医療機関で受けた施術は医療費控除の対象になるのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらの記事で詳しく解説しています。あわせてぜひご覧ください。 ▶参考記事:医療脱毛は保険適用されるの?介護脱毛のメリット
それでは実際に介護脱毛をするメリットについてご紹介していきます。メリット1:介護者が楽になること
介護脱毛を行う最大のメリットは、将来的に介護される立場になったときに、介護者の仕事が楽になることでしょう。
アンダーヘアがあると、排泄物が体毛に絡まります。
そのためおむつ交換がしにくかったり、排泄物の拭き取りが大変になったりしがちです。
しかし介護脱毛を済ませておけば、アンダーヘアがあることによる介護の手間が省け、介護の作業が楽だと感じてもらえるメリットがあります。メリット2:肌トラブルが起こりにくくなること
次に肌トラブルが起こりにくくなることもメリットです。
通常でもアンダーヘアに絡んだ排泄物や汚れは落ちにくく、かぶれやただれなどのトラブルを招く原因になりかねません。
おむつを使用することになった場合、排泄物や汚れはさらにアンダーヘアに絡まりやすくなるでしょう。 しかし脱毛をした状態であれば、下半身の汚れを落としやすくなります。
結果的に汚れがたまりにくくなり、肌トラブルの不安が軽減されるはずです。
介護脱毛とは介護者だけでなく、肌トラブルが起こりにくくなることから介護される側にとってもメリットの大きい脱毛といえます。メリット3:臭いを防げること
雑菌繁殖による臭いを防げることも介護脱毛のメリットのひとつです。
汚れが残ったアンダーヘア部分では、蒸れて雑菌が繁殖しやすい状態になります。
そのためおむつ交換や排泄介助の際に、臭いが発生することも珍しくありません。 アンダーヘア部分の臭いは介護者にとっても、介護される側にとっても気になる問題です。
臭いの心配がなくなることは介護される側の心理的負担も減らします。
臭いによる介護者の負担を減らせるだけでなく、臭いの心配が軽減されることにより、介護される側にとっても心理的メリットが大きいといえます。 VIO脱毛は年齢を重ねていってもメリットがある脱毛ですので、脱毛を考えている方は検討してみるとよいかもしれません。
VIO脱毛についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。 ▶参考記事:VIO脱毛とはどのような施術かメリット・デメリットと注意点介護脱毛のデメリット
介護脱毛をすることはメリットばかりではありません。
次に介護脱毛のデメリットも見ていきましょう。デメリット1:元の状態に戻せないこと
介護脱毛をすると、元のアンダーヘアがあった状態に戻せないデメリットがあります。
医療脱毛の施術を受けると、ムダ毛がほとんど生えてこない状態になります。
そのため「アンダーヘアがある状態に戻したい」と思っても、永久的に生えてこない可能性も考えられるでしょう。
介護脱毛にはメリットが多いですが、実際に施術を受けるならよく考えてから決断することが大切です。
ハイジニーナにするか、一部だけ残すかなど、あらかじめ検討してから施術を受けるようにしてください。デメリット2:脱毛に羞恥心を感じること
介護脱毛のデメリットとして、脱毛時に羞恥心を感じることもあげられます。
脱毛をしてもらう際には、明るい部屋で陰部や肛門まわりを見られたり触られたりします。
施術なので仕方がないことですが、普段見られることがない部分なので「恥ずかしい」と感じられる方は多いと思います。
クリニックによっては、できるだけ肌の露出が少なくて済むように配慮してくれるところもあるでしょう。
しかし露出が抑えられたとしても、心理的に羞恥心を感じる方は多いはずです。デメリット3:脱毛の痛みが強くなりがちであること
VIO周りの脱毛は、痛みが強く感じられがちです。
陰部や肛門周りは皮膚が薄いうえに、濃く太いムダ毛が生えています。
脱毛器はムダ毛の中に含まれるメラニンに反応して熱エネルギーを放射するため、VIO脱毛では熱が強く放射される傾向です。
そのため脱毛で強い痛みを感じられる方もいます。
もちろん人により痛みの感じ方は違いますが、他の部位に比べると痛みが感じられる可能性が高いことを知っておいてください。介護脱毛する際の注意点
それでは次に、介護脱毛の施術を受ける際の注意点について見ていきましょう。
介護脱毛にはメリット・デメリットがあると知ったうえで施術を受けることを決めたら、次の2つの注意点についても考えてください。注意点1:リスクがあると知っておくこと
どれほど安全に施術を行っても、脱毛には少なからずリスクがあります。
照射の際に痛みを感じたり、炎症などの肌トラブルが起こったり、軽度のやけど状態になったりすることが考えられます。
特にVIOは皮膚が薄く柔らかいので、リスクは高くなるはずです。
脱毛を受ける際には、肌トラブルなどのリスクが起こり得ることを念頭に置きましょう。 こちらの記事では痛みを緩和させる方法を紹介しています。痛みを不安に感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
▶参考記事:医療脱毛は痛い?痛みを感じる理由と和らげる方法注意点2:白髪になる前に受けること
白髪になる前に施術を受けることも注意点のひとつです。
医療レーザー脱毛機は、ムダ毛に含まれるメラニン色素に反応します。
そのためメラニン色素が含まれない白髪には反応しないため、脱毛の施術が行えなくなってしまうためです。
ただし蓄熱式脱毛機はムダ毛を作りだす「バジル領域」という部分に対してダメージを与えるため、もし白髪であっても施術が行なえます。
基本的に脱毛は白髪になる前に受けることが大切です。
しかしすでにアンダーヘアに白髪が見られる場合は、蓄熱式脱毛機を使用しているクリニックを選びましょう。 蓄熱式脱毛と目にしてもどのような脱毛か分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらの記事では、蓄熱式脱毛について紹介していますので、興味がある方はあわせてご覧ください。 ▶参考記事:蓄熱式脱毛とは?メリット・デメリットについても解説介護脱毛とは「介護者と自分の負担を減らす」脱毛!
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、介護脱毛とは何か、メリット・デメリット・注意点も含めてご理解いただけたと思います。
介護脱毛には注意点もありますが、蓄熱式脱毛機なら白髪が混じっていても施術を行えますし、痛みも少ない傾向があるのでおすすめです。