うなじ脱毛の範囲はどのくらい？部位・料金について詳しく解説

2025.09.01

お役立ち情報

うなじ脱毛は、後ろ姿の印象を大きく左右する部位として、近年注目を集めています。特に和装やアップスタイルの髪型を好む方にとって、清潔感や美しさを演出するうなじの整え方は重要です。しかし、脱毛と一口に言っても「どこまでが照射範囲なのか」「デザインによって範囲は変わるのか」など、気になる点も多いのではないでしょうか。本記事では、うなじ脱毛における照射範囲の基本からデザイン別の違い、料金や回数の差、さらには背中脱毛との併用メリットまで詳しく解説します。

うなじ脱毛の照射範囲はどこまで？

うなじ脱毛の照射範囲は、クリニックやサロンによって若干異なりますが、おおよそ以下の3つの領域が基準となります。それぞれのパターンを理解しておくと、施術時の仕上がりイメージのズレを防ぎやすくなります。

首筋上部〜襟足ラインの基本領域

基本的な照射範囲は、首の上部から襟足にかけての部分です。この範囲には、衣類から見えやすいうなじ部分が含まれ、最も一般的な施術部位とされています。自然な後ろ姿を目指す場合、この範囲の脱毛だけでも十分に清潔感を高める効果があります。

髪の生え際を含められるケース

髪の生え際ギリギリまで照射できるかは施設ごとに異なります。「デザイン脱毛」として、美容師や施術者と相談の上、髪の毛の生え際に沿って整えるケースも増えています。ただし、地肌との境目が曖昧なため、過度な照射は不自然な形状になるリスクもあるため注意が必要です。

背中上部との境界調整オプション

うなじと背中の境目が気になる場合、背中上部とのつながりを自然に見せるための照射オプションも用意されています。とくに首が長めの方や背中が開いた服を着ることが多い方は、この調整を行うことで美しい後ろ姿が際立ちます。

範囲による料金・回数・施術時間の違い

うなじ脱毛の費用や施術時間は、選ぶ範囲やデザインによって大きく変わります。照射範囲が狭ければ短時間かつ低料金で済みますが、デザイン重視や仕上がりの美しさを求める場合は範囲が広くなるため、それに応じたコストと時間が必要になります。

基本範囲プランの相場感

一般的なうなじ脱毛の基本プランは、首筋上部〜襟足ラインまでの範囲が対象となります。この範囲のみの脱毛であれば、1回あたり5,000〜15,000円程度が相場とされています。クリニックやサロンによっては、3〜6回のコース設定があり、回数が増えるほど1回あたりの単価が割安になる傾向があります。完了までの目安はおおよそ5〜8回で、毛質や肌質によって個人差が出ることもあります。このプランは時間も短く、1回の施術時間は15分〜20分程度。スキマ時間に受けやすく、初めて脱毛を試す方にも取り入れやすい内容といえるでしょう。

拡張オプション追加時の費用と回数

人気デザインに合わせて範囲を広げる場合や、背中上部まで照射したい場合には、追加オプションが必要となるケースが多く見られます。このようなオプションを追加すると、1回あたりの費用は8,000〜20,000円程度に上がり、施術時間も30分〜45分に延びることがあります。ただし、トータルで見た場合の仕上がりや満足度は高く、髪型や衣服のデザインを選ばない後ろ姿を実現しやすくなります。結果的に自己処理の頻度が減るため、長期的なコストパフォーマンスが向上することもあります。

背中セット割で総コストを抑える方法

クリニックやサロンによっては、うなじ＋背中脱毛をセットで申し込むことで、割安になるキャンペーンやプランが用意されています。例えば、うなじ単体では1回8,000円、背中上部では1回10,000円とした場合でも、セット価格なら合計で15,000円以下に抑えられるケースもあります。継続通院が前提となる脱毛では、セット割の有無が全体コストに与える影響は大きいため、初回カウンセリング時にしっかり確認しておきたいポイントです。また、同時施術によって通院回数が減り、トータルの時間や移動コストを削減できる点も見逃せません。ライフスタイルに合わせて、コスパの良いプランを選ぶことが賢明です。

範囲を広げるべき？判断チェックリスト

うなじ脱毛では、照射範囲の広さによって仕上がりや満足度に差が出ます。標準プランで十分な方もいれば、デザインや生活スタイルによって拡張が望ましいケースもあります。以下のポイントを参考に、自分に合った範囲を検討しましょう。

髪型・服装・ライフスタイルとの相性

照射範囲の決定において、もっとも大きな要素となるのが日常の髪型や服装、ライフスタイルです。たとえば、ショートヘアやアップスタイルを好む方は、うなじが見える機会が多いため、広めの範囲を脱毛することでより清潔感のある印象を与えられます。また、和装やドレスを着る機会がある方にとっても、背中上部との境界を整えることで後ろ姿の美しさが引き立ちます。一方、ロングヘアやダウンスタイルがメインの方は、基本範囲でも十分に満足できることが多いです。自分の見られ方や、季節ごとの服装も考慮しながら、必要な照射範囲を選ぶとよいでしょう。

埋没毛・産毛残りリスクの許容度

脱毛の照射範囲が狭すぎると、産毛や埋没毛が一部残ってしまい、かえって不自然に見えることがあります。とくに首筋の中央や背中との境界に産毛が多い方は、広めに照射することで滑らかで統一感のある仕上がりになります。一方で、もともと毛が薄い方や、産毛が目立ちにくい肌質の方は、基本範囲でも十分に満足できるケースがあります。どこまで仕上がりにこだわるか、完璧を求めるかどうかによって、範囲を調整する判断材料になるでしょう。毛の濃さや生え方は個人差が大きいため、初回カウンセリングで照射面の見極めをしてもらうことをおすすめします。

施術後のセルフケア範囲と可動域

照射範囲が広くなると、施術後の保湿や冷却といったセルフケアの手間も増えるため、自分で対応できる範囲かどうかも考慮すべきです。 とくに背中にかかる照射を含む場合は、保湿ジェルや日焼け止めを塗る際に手が届きにくくなるため、家族に手伝ってもらうか、ケア用の道具を用意する必要があります。また、運動や入浴などの生活習慣との相性も重要です。広範囲を脱毛した直後は摩擦や汗による刺激を避けたほうが良いため、施術日を選ぶ際には可動域やスケジュールも調整する必要があります。自分で無理なくケアできるかどうかを基準に、範囲を決めることが結果的に継続しやすさにもつながります。

施術前の自己処理はどこまで剃る？

うなじ脱毛を受ける前には、基本的に自己処理（シェービング）が必要です。ただし、どこまで剃るべきかはサロンやクリニックの方針によって異なるため、事前確認が不可欠です。理由は、襟足のデザイン調整はプロの判断が必要であり、自己処理でラインを誤ると不自然な仕上がりになる可能性があるからです。生え際やデザイン部分はあえて残し、カウンセリング時に専門家と相談するのが失敗しないポイントです。関連記事：医療脱毛の施術を受ける前日・当日の生活で意識したい10の注意点

背中脱毛を同時に行うメリット・デメリット

うなじ脱毛と合わせて、背中脱毛も行う方は少なくありません。見た目の一体感やメンテナンスの効率を考えると、セット施術にはさまざまな利点があります。ただし、追加負担もあるため、両面を理解しておくことが重要です。

境目をぼかして後ろ姿を美しく

うなじと背中の境目は、脱毛の仕上がりにおいて「段差」が生まれやすいポイントです。同時施術を行うことで、うなじから背中まで滑らかに仕上がり、どの角度から見ても自然で美しい後ろ姿が完成します。とくにドレスアップの機会がある方にとって、大きなメリットです。

痛み・費用・時間の追加負担

照射範囲が広くなる分、施術時間が長くなり、肌への負担や痛みが増すケースもあります。また、当然ながら費用も上乗せされるため、予算に応じた選択が必要です。痛みに敏感な方はテスト照射を検討したり、間隔を空けて分割施術を行うのもひとつの方法です。

セット施術で得られる時短効果

背中脱毛と同時に行うことで、来院回数を減らせるのは大きな利点です。別々に予約する手間がなく、トータル施術時間の短縮にもつながります。仕事や育児で忙しい方にとって、効率的に通えるという点でもセット施術は有効です。関連記事：背中脱毛とはどのような施術かメリット・デメリット・注意点まとめ

まとめ

うなじ脱毛は、照射範囲やデザインによって仕上がりの美しさが大きく変わります。首元の印象を整えたい方にとって、どこまで脱毛するかの見極めは非常に重要です。髪型や服装に合わせた照射範囲を選ぶことで、後ろ姿に自信が持てるようになります。ヒロクリニックでは、うなじのデザイン相談から背中との境界調整まで丁寧に対応しております。最適なプランを一緒に考えますので、ぜひお気軽にご相談ください。