全身の医療脱毛1回にかかる時間はどれくらい？部位別の施術時間は？
2025.07.08
脱毛トピックお役立ち情報
全身の医療脱毛を検討している方は、1回の施術にどのくらいの時間が必要になるか気になる方が多いはずです。クリニックごとに所要時間が異なり、施術する部位や肌の状態によっても変動します。そのため、予定を立てる上で事前に目安を知っておくことで安心して予約できます。また、スムーズに施術を受けるためのコツや、各部位ごとの標準的な所要時間を理解しておくことも大切です。本記事では、全身の医療脱毛1回に必要な平均時間や、部位ごとの違い、時間が延びやすいケース、効率よく施術を受ける方法などを詳しく解説します。これから脱毛に通う方が、不安なく計画できるように、細かい情報までまとめていきます。
全身の医療脱毛1回にかかる時間
全身の医療脱毛は、広範囲にわたる施術となるため、1回の所要時間が比較的長くなる傾向があります。一般的に、全身脱毛1回あたりの目安は90分から180分ほどとされています。しかし、照射する範囲やクリニックで使用する機器の性能、施術スタッフの熟練度によって、所要時間は前後します。予約の際には、カウンセリングや着替えなどの付随作業も含めて余裕を持ったスケジュールを組むことが安心につながります。さらに、同じ全身脱毛コースでも、顔やVIOが含まれるかどうかで所要時間が変動することが多いです。
実際には、来院から退店までにかかる全体の時間も考慮する必要があります。受付や問診票の記入、施術後のアフターケアや注意事項の説明なども行われるため、全身脱毛のみで考えるよりも余裕を持って予定を立てましょう。加えて、クリニックによっては待ち時間が発生する場合もあるため、トータルの滞在時間は事前に確認しておくことをおすすめします。施術がスムーズに進んだ場合でも、約2時間程度かかるケースが多いです。複数回の脱毛コースで通院する場合は、毎回の施術時間に個人差が出ることもあります。
【部位別】医療脱毛1回にかかる時間
施術を受ける部位ごとに必要な時間は大きく異なります。全身脱毛と比較すると、特定の部位のみの脱毛は所要時間が短くなります。ただし、部位によっては骨格や毛質による個人差も見られるため、あくまで目安として参考にしておきましょう。ここでは、顔・VIO・ワキ・髭・足・腕・背中・うなじに分けて、平均的な時間の目安を解説します。クリニックによっては、同時に複数部位の施術を行うことも可能です。予約時に確認することで、無駄なくスケジュールを組めます。
顔
顔の医療脱毛は範囲が比較的小さいため、施術時間は短めです。平均すると、1回あたり15分から30分ほどで完了することが多いでしょう。皮膚がデリケートな部分でもあるため、丁寧な照射が求められます。目元や口周りなど凹凸が多い部位のため、少し時間がかかることもあります。施術時には、肌の状態や産毛の生え方により、所要時間が前後します。予約時間の目安としては30分程度を見込んでおくと安心です。
施術後は肌の赤みやヒリつきが現れる場合もあるため、冷却やアフターケアの時間を含めて余裕を持つとよいでしょう。顔脱毛は、化粧をしたままでは施術できないので、ノーメイクで来院するか、事前にメイクを落とす準備も忘れずに進める必要があります。忙しい方は、帰宅後に予定を入れる際も余裕を持たせておくと、安心して施術を受けられます。
VIO
VIO脱毛はデリケートゾーンを含むため、慎重な施術が求められます。1回あたりの所要時間はおおよそ30分から45分程度が一般的です。Vライン・Iライン・Oラインそれぞれの部位で照射方法や肌の状態に違いがあるため、スタッフが丁寧に進行します。事前にしっかり自己処理を行っておくことで、当日の施術がスムーズに進みやすくなります。剃り残しがある場合は、追加で時間がかかることもあるため注意が必要です。
施術中は痛みを感じやすい箇所も含まれるため、体調を整えて臨むことが大切です。VIOは皮膚が薄く、粘膜に近い部位も含まれるため、施術後のケアも入念に行いましょう。痛みに不安がある場合は、カウンセリング時に相談すると対応してもらえることがあります。予約時間には余裕を持ち、終わった後も慌てず過ごせるよう予定を組みましょう。
ワキ
ワキ脱毛は範囲が狭いため、施術にかかる時間は最も短い部位のひとつです。平均的には10分から20分程度で終了するケースが多く、忙しい方にも人気です。ワキは他の部位に比べて毛が濃く太いことが多いため、照射エネルギーの設定や機器の調整が重要となります。事前にしっかり自己処理を済ませておくことで、施術時間の短縮につながります。
ワキ脱毛は、短時間で終わるため仕事帰りや買い物ついでにも通いやすいのが特徴です。施術後は、赤みや軽いヒリつきが出ることもありますが、すぐに治まる場合がほとんどです。施術後のケア方法については、スタッフから説明があるため、指示に従って肌を保護しましょう。
髭
髭脱毛は、顔の下半分からあご、首周りにかけて広がるケースが多く、施術にかかる平均的な時間は20分から30分程度といえます。特に髭は太くて密集しやすい傾向があるため、1回ごとの施術でも部位全体をくまなく照射する必要があります。施術を受ける方によって毛量や毛の太さに違いがあるため、所要時間が若干前後する場合があります。予約時には、あらかじめカウンセリングで毛質や希望する範囲を相談しておくと安心です。
髭脱毛の施術当日は、自己処理を丁寧に行うことが望まれます。もし剃り残しがあった場合には、現場でスタッフが対応することもありますが、その分所要時間が延びることもあります。施術後は、髭の部分が一時的に赤くなったり、刺激を感じることがありますので、冷却や保湿のケアを心がけましょう。髭脱毛の所要時間の目安を把握することで、余裕を持って来院できるでしょう。
足
足の脱毛は、太ももから膝下、足の甲や指まで広範囲におよぶため、施術に必要な時間が他の部位より長めになる傾向があります。平均的には40分から60分程度を見込んでおくと安心です。部位ごとに毛の濃さや長さにばらつきがあるため、部分ごとに細かく照射していきます。両脚とも施術する場合は、所要時間がやや長くなることがあります。全身脱毛コースに含まれることも多いですが、単体で足のみ施術する場合にも目安として参考になります。
施術の際には、足の皮膚に傷や炎症があると施術を見合わせることもあります。前日までにしっかりと自己処理を済ませ、肌の状態を整えておくとスムーズに進行します。施術後は、摩擦を避けて清潔な衣類を選び、紫外線対策も忘れないようにしましょう。足脱毛は露出が増える季節に需要が高まるため、予約が混み合う場合もあるため早めにスケジュールを確認しておくと良いでしょう。
腕
腕の医療脱毛は、肩から手首、指先までを含める場合もあり、1回の施術でかかる時間は30分から45分程度が目安となります。腕は比較的平坦な部位のため、効率よく照射できることが多いですが、肘や手首周辺は曲面が多いため丁寧に対応します。毛の薄い部分が多い方や、産毛が目立つ場合でも所要時間に大きな差は生じにくいでしょう。クリニックによっては、上腕と前腕で分けて施術することもあります。
自己処理を適切に行ってから来院することで、施術が円滑に進みます。もし肌荒れが見られる場合には、無理に施術を進めず、担当スタッフに相談することが勧められます。施術後は、肌の乾燥を防ぐために保湿を徹底し、刺激の強い衣服は避けるよう心掛けてください。腕脱毛の所要時間を把握しておくと、スケジュール管理がしやすくなります。
背中
背中は面積が広く、体の中でも手が届きにくい部位のため、1回の施術時間は50分から70分ほどが一般的です。背中全体をムラなく照射する必要があるため、ほかの部位と比べてもやや時間がかかります。剃り残しが起こりやすい部位でもあるため、来院時にはできる限り自己処理を行い、不安があればクリニックに相談してみましょう。
施術時には、うつ伏せになって長時間同じ姿勢を保つことも多いため、リラックスして受けられるよう服装や体調に配慮しましょう。施術後は背中の赤みやヒリつきを感じることがありますが、多くは一時的です。施術後のアフターケアや保湿を忘れずに行いましょう。背中脱毛を検討している方は、余裕を持ったスケジュールが安心につながります。
うなじ
うなじは髪の生え際に近い部位で、形を整えながら施術するため平均20分から30分ほど必要です。デザインや希望する仕上がりによっても所要時間が前後する場合があります。毛が細くて柔らかい方が多いため、施術時には照射漏れがないように注意が払われます。自己処理が難しい場所でもあるので、前日に無理せず、気になる場合は施術当日にスタッフへ相談するとスムーズです。
施術後はうなじ部分に赤みが出る場合があるため、首周りの刺激を避けて過ごしましょう。髪の毛や衣服が当たりやすい部位でもあるので、清潔を保ち、摩擦を防ぐことがポイントです。うなじ脱毛の所要時間をあらかじめ知っておくと、時間に余裕を持って予約できます。
医療脱毛の施術にかかる時間が長くなる理由
医療脱毛は通常、クリニック側で効率よく施術が進むよう工夫されていますが、当日の状況によって所要時間が延びることがあります。主に、準備不足や肌の状態、個々の体質などが影響します。理由を知ることで、施術が予定通りに進むよう対策を講じられます。施術時間が長引きやすいケースを理解しておくことで、余裕のあるスケジュール作りが可能になります。
そり残しがある
脱毛当日に剃り残しが見つかると、その部分の処理に時間がかかります。施術前の自己処理が不十分だと、クリニックで追加のシェービング対応が必要になります。そうなると、照射前の準備が長引き、全体の所要時間が延びてしまう場合があります。余裕を持って前日までに丁寧な自己処理を心がけることで、施術が円滑に進みます。
肌荒れしている
肌荒れや炎症がある場合は、その部分を避けて照射したり、慎重に進める必要が出てきます。状態がひどい場合には施術そのものを延期することもあり、施術全体にかかる時間が予想以上に長くなることもあります。日頃から保湿や紫外線対策を続けて、健康な肌を保つことがスムーズな施術のために大切です。
体調が悪い
体調が優れない時は、施術中に痛みや違和感を感じやすくなります。その結果、途中で小休憩を挟む必要が出てくることもあり、施術時間が延びることがあります。前日は十分な睡眠と食事を意識し、健康な状態で来院できるように準備を進めましょう。体調を整えることで、脱毛も円滑に進行します。
患者様の体格の違い
体格によって照射する面積が異なります。背の高い方や体格の大きい方は、照射範囲が広くなりやすいため、自然と施術時間が長くなることがあります。体格や部位の大きさに応じてスタッフが適切に照射範囲を調整しますが、平均よりも少し長めの時間を見込むことで、余裕を持って施術を受けられます。
毛質や毛量の違い
毛が濃い、または量が多い場合は、1回ごとの照射に時間がかかります。特に毛の密度が高い部位や、太い毛が集中する部分は出力や照射方法の調整が必要となるため、施術にかかる時間が延びる傾向があります。カウンセリング時に毛質や毛量を相談しておくと、事前に適切な時間配分が可能となります。
レーザーの種類や照射方法の違い
使用する脱毛機器やレーザーの種類、照射方式によっても所要時間が変わります。連続照射や広範囲照射ができる機器では時間が短縮される場合もありますが、肌質や毛質によっては出力を下げて慎重に進める必要が生じます。希望する効果や肌への負担のバランスを取りながら施術するため、時間にゆとりを持つことが勧められます。
医療脱毛の施術にかかる時間を短くするコツ
医療脱毛をよりスムーズに受けるためには、少しの工夫で施術全体の時間を短縮できることがあります。余計な手間や待ち時間を減らすことで、快適に施術を終えられるようになります。クリニックでの滞在時間が短縮されれば、その後の予定も立てやすくなります。簡単にできるポイントを押さえておくことで、ストレスなく医療脱毛を続けることができます。
自己処理を丁寧に行う
施術前の自己処理を怠らず、ムラなく処理することはとても大切です。剃り残しがないように注意するだけで、クリニックでの追加シェービング時間が省けます。施術当日の朝または前日に、肌を傷つけないように慎重にシェービングしておきましょう。特に背中やうなじなど、自分では見えにくい部位は家族や友人に協力をお願いするとスムーズです。ムダ毛がしっかり処理できていれば、受付から施術までの流れが一段とスピーディーになります。
体調を整える
施術当日に体調が万全であれば、施術も滞りなく進みます。前日は無理をせず、睡眠と食事に気を配って過ごしましょう。体調が優れないと、施術中に痛みや違和感を感じやすくなり、途中で休憩が必要になって時間が延びる原因になります。普段から生活リズムを整え、当日は無理なくクリニックへ向かえるよう意識して準備しましょう。健康な状態で施術に臨むことで、短時間でスムーズな流れとなります。
着替えやすい服装で来院する
脱毛施術時には着替えが必要になる場合がほとんどです。脱ぎ着に手間取る服装や、着脱が複雑なものだと、準備や後片付けに余計な時間がかかってしまいます。ワンピースや前開きの服、伸縮性のあるアイテムを選ぶと着替えが短時間で済みます。寒暖差がある季節には、羽織りやすい上着を用意しておくと待ち時間も快適です。準備の手間が省けることで、施術開始もスムーズになります。
メイクせずに来院する
顔やうなじの脱毛を受ける場合は、ノーメイクで来院することをおすすめします。メイクをして来ると、施術前にクレンジングの時間が必要になります。その結果、全体の所要時間が延びる場合があります。施術後は、肌への刺激を避けるため、しばらくメイクを控えるよう指導されることも多いです。最初から素肌で来院すれば、スムーズに施術へ移ることができます。事前の準備で施術時間短縮につなげましょう。
医療脱毛の施術の流れ
医療脱毛を初めて受ける場合、どのような流れで進むのか気になる方も多いでしょう。各クリニックによって細かな違いはありますが、基本的な流れを知っておくことで、安心して当日を迎えられます。事前のカウンセリングから施術、アフターケア、次回の予約まで、段階ごとにポイントを確認しておくことで、迷うことなくスムーズな受診が可能となります。全体の流れを押さえておけば、予想外の待ち時間にも余裕を持って対応できるようになります。
カウンセリング
初回の来院時には、まず医師やスタッフによるカウンセリングを受けます。希望する部位や肌質、体調について確認し、安全に施術が行えるかどうか丁寧にチェックが行われます。質問や不安があれば、このタイミングで相談することが可能です。カウンセリングでは、脱毛の仕組みや施術に関する説明があり、納得してから契約に進めます。個人ごとの肌質や体毛の特徴、アレルギー歴などを踏まえたうえでプランが決定されます。
着替え
施術部位に応じて専用のガウンやタオルに着替える必要があります。部屋に案内され、指示に従って衣類を脱ぎ、必要な部位のみが露出するよう配慮されます。着替えがスムーズに進めば、次のシェービングや施術に早く移ることができます。荷物や貴重品の管理が心配な場合は、ロッカーや預かりサービスの有無も確認しておくと安心です。クリニックごとに細かな流れが違うため、案内に従い落ち着いて準備しましょう。
シェービング
自己処理が難しい部位や、剃り残しが見つかった場合は、スタッフが丁寧にシェービングしてくれます。自宅での剃毛が済んでいると、ここでの時間はごくわずかで済みますが、処理が甘いと追加で数分から十数分かかることもあります。肌への負担を最小限にするために、適切な方法でシェービングが行われます。施術部位によっては、電気シェーバーを用いて優しく処理されるケースが多いです。
施術
準備が整ったらいよいよレーザー照射に入ります。肌の状態を確認しながら、部位ごとに出力や照射範囲を調整しつつ、機械を使って脱毛していきます。痛みや違和感があればスタッフに伝えることができるため、無理なく進められます。施術自体の所要時間は部位や範囲によって異なりますが、効率よく照射が進めば負担なく終えられます。細かな部分まで丁寧に照射することで、脱毛効果も高まります。
アフターケア
施術後は赤みやヒリつきが現れることがあるため、肌の冷却や保湿を行います。専用のローションやクリームで丁寧にケアされるため、肌トラブルのリスクも軽減できます。施術直後は敏感になりやすいため、強い摩擦や刺激を避けて過ごすことが求められます。アフターケアの説明も受けられるので、指示に従って自宅でのケアも続けましょう。万が一トラブルが生じた際の対応方法も案内されることがほとんどです。
着替え
施術やアフターケアが終わったら、再び自分の服に着替えます。施術部位への刺激を避けるために、柔らかい素材やゆったりした服装を選んでおくと安心です。着替えの際に違和感や痛みがあれば、無理せずスタッフに声をかけましょう。荷物の整理もスムーズに行い、最後の案内を受けてから退出となります。
注意事項の説明・次回予約
施術後には、当日以降の注意点やホームケアの方法について丁寧な説明が行われます。次回の施術までの間に守るべきポイントや、異常が出た時の相談先も案内されます。予約が必要な場合は、その場で次回の日時を決めておくと計画的に通えます。説明内容をよく確認し、不明点は遠慮なく質問して解消しましょう。これで一連の流れが完了し、次回も安心して通えるよう備えができます。
まとめ
全身の医療脱毛1回にかかる時間は、部位や個人の体質、クリニックのシステムによって異なりますが、事前の準備や工夫によって大きく変わることがあります。施術をスムーズに受けるためには、自己処理を丁寧に行う、体調を整えて臨む、着替えやすい服装を選ぶなど、日常的な心掛けが役立ちます。また、カウンセリングや施術の流れを把握しておけば、不安なく当日を迎えられるでしょう。部位ごとの所要時間や、時間が延びやすい原因についても知っておくことで、予定を立てやすくなります。脱毛は複数回の通院が必要になるため、余裕を持ったスケジュールと計画性が重要です。少しの工夫で施術が快適になるので、日頃のケアやクリニックとの相談を大切にしながら、理想の肌を目指しましょう。
