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◯ベースメイクと毛穴

美肌を目指すベースメイクとしては、色ムラやシミ、ニキビなどの様々な肌の問題を改善するために必要不可欠なメークアップ技術です。
しかし、「毛穴の目立ち」は通常のファンデーションやコンシーラーを用いても困難な場合が少なく有りません。
毛穴を隠そうとパール入りメイクアップなどで余計に毛穴目立ちが起こるケースも報告されています。
ここでは毛穴目立ちを改善するためのメイクアップについて説明します。

◯化粧の下地

下地にどのような化粧を選ぶかどうかは、非常に重要な点です。毛穴対策の特徴を持つ下地は『ポアプライマー』といいます。ポアプライマーには『部分用』と『全顔用』があり、悩みに応じて使い分ける必要があります。

化粧下地は塗り重ねると崩れが目立ちます。夏場などはサンスクリーン剤（日焼け止め）などを使用することで厚塗りになることがあります。 可能であれば、UVカット機能を持つポアプライマーを使用することをオススメします。

◯ファンデーション

◯コンシーラー

コンシーラーは、肌の色むらやシミ、くま、赤みなどの不完全を補正し、肌を均一に整えるためのメイクアップアイテムです。

種類:
リキッドコンシーラー: 一般的で、軽いテクスチャーで肌に自然になじみます。一般的には指やブラシ、スポンジでなじませます。
クリームコンシーラー: しっかりとしたカバー力があり、特にくまやシミを隠すのに適しています。フィンガーかブラシでなじませることが一般的です。
スティックコンシーラー: 扱いやすく、直接塗りやすい形状が特徴です。くまやシミをピンポイントで隠すのに便利です。

選び方:
色選び: コンシーラーの色は、補正したい箇所によって選ぶ必要があります。例えば、緑や黄色は赤みを、ピンクやオレンジはくまを補正するのに使われます。
肌タイプに合わせる: 乾燥肌やオイリー肌に合わせて、リキッドやクリームのテクスチャーを選ぶと良いです。

塗り方:
くま: 目の下に逆三角形状になるように薄く塗り、指やブラシでなじませます。
シミや赤み: 該当箇所に直接塗布し、軽くなじませます。必要に応じて重ね塗りしても良いです。

注意点:
コンシーラーは、ファンデーションよりも密着力が強いので、少量から始めて徐々に量を調整すると自然な仕上がりになります。
顔の凹凸やしわに詰まらないように、薄く伸ばすことが大切です。
長時間メイクをする場合は、セッティングパウダーで仕上げるとより持ちが良くなります。

Q.　ファンデーションを塗ると余計に毛穴が目立ってしまいます。

A.　ファンデーションは肌質や肌感のトーンを均一に魅せることが目的ですが、塗り方によってむしろ『毛穴目立ち』が起こることが知られています。

パウダーファンデーションを使用した際に毛穴が目立ってしまうことがあります。これはパウダーによって毛穴周囲が明るくなったために、相対的に毛穴が暗く明暗がはっきりしてしまうからです。このような現象はリキッドファンデーションでは起こりにくいと言われています。

パウダーファンデーションを使用される際には、以下の点を注意するだけで毛穴目立ちを予防することが期待できます。
１）パウダーが毛穴まで届きやすいブラシやパフを使用する。
２）チーク部位は毛が細かく・密度の高いブラシを用いて円を描くように毛穴にアプローチする。
　ただし、厚塗りをしてしまうと汗や時間経過による化粧崩れでより毛穴が目立つ結果になるので注意しましょう。

Q.　化粧では隠しきれない毛穴が目立ちます。根本的な解決法はありませんか？

A.　美容医療で対応可能です。

ピーリング・IPLやダーマペンなどの方法があります。
特にダーマペンでは毛穴・ニキビ跡の改善が期待できます。ぜひ当院にてご相談ください。

・ダーマペンについて

・IPL（UPL)について